うぐいす鳴かせたこともある


好きになる想いが生きる力だから・・・
by akarui-hizashi
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カテゴリ:本( 19 )


永遠の日差し

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『喜びを自分のために曲げるものは
 翼がある生命を滅ぼすが、

 通り過ぎる喜びに接吻するものは
 ”永遠の日差し″に生きる』
       by 詩人 ウィリアム・ブレーク


″永遠の日差し″。

いいですね。
akarui-hizashiから、eienno-hizashiに改名しようかしら?

これは何度も読み返してる『海からの贈りもの』(リンドバーグ夫人著)という本に出ていた言葉。
去年の暮れに再読していたのですが、これは今までまったく気にも留めてなかった箇所で、今回あまりにも心に届いた言葉だったため、新年のブログで紹介した次第です。

今年は自分本位な欲望に負けず、ささやかな喜びを大事にしながら、毎日を過ごせたらなと思っています。

皆さん。明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

海からの贈物 (新潮文庫)

アン・モロウ・リンドバーグ / 新潮社


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by akarui-hizashi | 2013-01-01 16:06 |

『新・平家物語 ②』 吉川英治 (講談社)

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新年に誓った『新平家物語』全16巻読破という目標もいつのまにか途絶えて久しかったのですが、また最近復活し、最初から読み返していたのですが、2巻の『黒業百心』の章にこんな言葉がありました。

『もののふは、終わりこそ大切です』

これは平清盛の義弟、時忠が、叔父で罪人となってしまった忠正の首をはねなければならなくなった日にかけた言葉。
最初、この2巻を読んでいたのが3月ごろだったから、まだ私がももクロのファンになりたての頃。なのでこの言葉に反応はしなかったのですが、どっぷりとはまった今では、こんな小さな言葉まで見逃すことは出来ない体になってしまいましたw

これまではこの第2巻に対しては、天皇の敷地内にある井戸の水を守る役目である、麻鳥(あさどり)さんの印象が深く心に刻まれていたのですが、このセリフのおかげで想い入れの視点が変わってしまいました(『桜と橘』の章も捨てがたいけど)。

新・平家物語(二) (吉川英治歴史時代文庫)

吉川 英治 / 講談社


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by akarui-hizashi | 2012-10-15 01:46 |

『空が灰色だから』 阿部共実(あべともみ)

彼女は平成の太宰治か?!

現在、少年チャンピオンに連載中の漫画『空が灰色だから』。
ここには、意思の疎通が上手くいかない女の子ばかり登場します。
アスペルガー症候群というかパニック障害というか、作者は意図していないようですが、人と上手く接することが出来ない女の子の不安が、読んでいてたまにせつなくなることがあり、そこが私にとって、この漫画から目が離せないポイントになっています。

彼女が投稿しているPixivの作品を読んでいただければ、自分に合った作品であるかどうか判断できますので時間がある方は是非。私は、『大好きが虫はタダシくんの』を読んで大ファンになりました。

昨日の記事が"Touch Of Grey(灰色)"だったので、この漫画を紹介してみました(歌詞も丁度そんな感じだし)。

空が灰色だから 1 (少年チャンピオン・コミックス)

阿部 共実 / 秋田書店

思春期現在進行形というあなた、人間関係に悩んでいる(た)あなた、そして何より、太宰好きなあなたに読んで欲しい漫画です。

追記:『大久保さんの大冒険』、『悲しみの
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by akarui-hizashi | 2012-03-17 23:49 |

『新・平家物語 ①』 吉川英治 (講談社)

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『血へど?吐いてみたい!』

これは物語もなかば、第一巻の章、"一投石"において、鳥羽院に対して強引ともいえる請願を叩きつけるために大挙した狼藉者の山法師達に、平清盛が言い放つセリフです。第一巻の白眉といえる場面ではないでしょうか。

清盛が向けた矢の先には、法師たちのかつぐ神輿が。
その神輿は、当時、天皇以上の権威を持った聖なるもの。
それに対して清盛は不敵にも歯向かうのだから、法師が怒り狂うのも当然。
『そんなことをしたら血へどを吐いて死んでしまうぞ』と恫喝しても、清盛は一切関せず。そしてこのセリフを吐くのだから、読んでるものはたまらない。
同性ながら、男、清盛に魅了されてしまうのである。
『男なら、こんな大見栄、1度は言ってみたいぞ』と。

それに引き換えNHKの大河ドラマときたら、萎えてしまう場面が多すぎる。
初回放送に噛み付いた、どこぞの知事に同意したくなってしまうのです。
あまりの映像の暗さに。

最初は気になることはありませんでした。楽しくみていました。
第一話において、泣いても決して涙を流さなかったあの松田聖子の目から涙が流れたことに違和感を感じようとも、そのくらいは許そうと、今まで見続けてきました。

でも、もう限界かもしれません。
なぜでしょう?
やはり照明の演出にあるとしか思えません。
NHKは当時のリアリティを追及した結果と言っていますが、あの照明をひかえた暗い映像は、役者の演技を殺しているとしか私には思えません。
ひどいときには、誰が喋っているのか分らない始末です。
ただでさえ分りにくい脚本なのに。

せっかく清盛が、『面白い世の中にしたい』と言っているのに、製作者がドラマを面白くしてくれていません。もし裏番であるフジテレビの『ほこ×たて』が特番で9時まで延長して放送されたら、きっとそちらを見てしまうでしょう。だってそちらの方が、ドラマとして面白い。対立関係がはっきりしているし、描かれているのですから。それにひきかえNHKは、源氏と平家のライバル関係が、皇室内の院と天皇の確執が、ドラマとして面白く描かれてない。

平家、皇室、源氏に藤原家と、力関係が複雑に入り組んだこのお話しを、上手く消化しきれていない脚本
節電、はたまた費用対策なのかと勘ぐってしまう、照明を無くしたあの暗い映像の演出

以上の点を早急に改善していただきたいです。

役者さんがあまりにもかわいそうです。。。

新・平家物語(一) (吉川英治歴史時代文庫)

吉川 英治 / 講談社


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by akarui-hizashi | 2012-02-26 23:38 |

『かくれさと苦界行』 隆慶一郎 (新潮文庫)

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柳生、徳川、吉原の三つ巴。
刀に生き、刀に死ぬ。そんな男達の物語。

一見、"石部金吉(いしべきんきち)"な剣士を想像してしまうが、隆慶一郎さんの描く剣士は一味違う。本能的に戦いを好むが色をも好む。
しかたがない。神様は男という生き物をそういう風に創ったのだから。

デヴュー作、『吉原御免状』に続くこのサーガは4部作の第2部にあたる。しかし、3部、4部はこの世にない。
しかたがない。神様は隆慶一郎をいたくお気に召し、お付きの作家としてしまったのだから。

口惜しい事にこの世での執筆活動はわずか5年。この続きを読みたくば、自分の死を待つしかない。隆先生は空の上で、いったいどんな展開をこしらえて私達を待っているのか。まだまだこの世に未練は沢山あるが、そう思うと楽しみでもある。

注)石部金吉:なんと4字熟語です。最近、この言葉を知ったので使ってみたかっただけですw
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by akarui-hizashi | 2012-01-29 23:06 |

『WONDER!』 河あきら

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河あきらさんがまだ作品を発表されていたことを偶然知り(失礼!)、名作『いらかの波』が大好きだった私は早速購入しました。う~ん、いいですねこれ。①~③巻しか買ってこなかったので、残りの11冊を注文することにしました。

WONDER! 1 (ジュールコミックス)

河 あきら / 双葉社


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by akarui-hizashi | 2012-01-22 23:55 |

『ぼっち日和。。』 今村朝希

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『友達作り』というジャンルがあるのではないかと思えるくらい、最近の漫画やラノベにはこれをテーマとしているものが多い。
この漫画は月間Comic REXに連載中の作品で、かわいい絵が好きな人なら気に入るのではないかと思います。主人公はかわいいものが大好きなんだけど仏頂面のためクラスでは近寄りがたいという枷をはかされた存在の女子高生。なにかと自分がとっている行動が誤解されてしまいます(かわいいんだけどね)。

私は、途中からサブキャラ的存在で出てきた九州弁をしゃべる転校生(女子)が気に入ってしまい、すっかりファンになってしまいました。しばらくこの二人のお話が続いてくれたらいいなと期待しています。その転校生の魅力というのが九州弁でして、語尾の『~っとっと』というのが妙に新鮮で、身近にこんな方言をしゃべる女性がいたら、今の私は簡単にころっとしてしまうのではないでしょうか。

月間Comic REXに掲載されている作品で気に入っているのは、『とんぬらさん(著者:セレビィ量産型)』と『東京サマーオブザデッド(著者:玖倉しいち)』、あとは画風が水木しげるにそっくりな『あやかし古書庫と少女の魅宝(著者:ドリヤス工場)』かな。このドリヤス工場が描く絵は水木先生になにかしらの許可を得ているのだろうか。ちょっと心配。ひょっとしたら弟子とか?
雑誌自体は付録がちょっとHだったりするので年に1回買えばいいやというスタンスをとっています。

ぼっち日和。。 1 (IDコミックス REXコミックス)

今村 朝希 / 一迅社


たしか、雑誌モーニングに掲載の『うちの妻ってどうでしょう?』の奥さんもこの方言でしたよね。当然こちらのキャラも昔からファンです。

うちの妻ってどうでしょう? 1 (1) (アクションコミックス)

福満 しげゆき / 双葉社


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by akarui-hizashi | 2012-01-19 01:10 |

『タオの城』 板倉梓

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今日1月11日は、最近好きになった漫画家、板倉梓さんの誕生日です。週刊漫画TIMESという雑誌に掲載されていた時は完全にスルーしていたのですが、その後に同雑誌に掲載された(現在不定期連載中)『タオの城』でその魅力にやられました。等身大から3頭身に移る最後のコマに、何度かキュン死したのが原因です。なんというか、やはり"目"なんでしょうか。彼女の描く目の澄み具合が好きです。
お誕生日おめでとうございます。これからも応援します。

あかつきの教室 1 (芳文社コミックス)

板倉 梓 / 芳文社


野村24時 ① (バンブーコミックス )

板倉 梓 / 竹書房


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by akarui-hizashi | 2012-01-11 22:40 |

『象は忘れない』 アガサ・クリスティー

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前々回から続く"象さん"ネタ完結編です。
この本は推理作家:北村薫デヴュー作『空飛ぶ馬』(創元推理文庫)のあとがきに紹介されていた本だったので買ったのですが、その後読む機会を失い、昨日から読み始め、先程、読み終わりました。
こんなところにもミステリーが隠れているんだねということを教えてくれる、悲しくも切ない、そして愛の深さというものを考えさせられるお話しでした。
少々、訳が古臭いというか読みにくく感じるところがありました。せっかく表紙を刷新したんだから訳も新訳で出してくれたらよかったのに。私は以前の表紙のシリーズの方が、読む前からミステリーの香りがしてくるようだったので好きでしたけど。

下の曲はアガサとは関係ありませんが、ギターで象の鳴き声を演奏するというKing Crimsonの"Elephant Talk"という曲です。これって1981年の作品だったんですね。私が洋楽に目覚めた年じゃないですか。


象は忘れない (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

アガサ クリスティー / 早川書房


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by akarui-hizashi | 2012-01-11 01:11 |

『一茶』 藤沢周平 文春文庫

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52歳で28歳の嫁をもらった一茶。
そうか!そうなんですか!なんだか希望が持てましたw

というのは冗談で。俳句で食べていけた時代があったのですね。でもそのための努力は並々ならぬものがあったようで。あっちの縄張り、こっちの縄張りと顔を忘れ去られないように根回しは当然。師匠とのつながりや、派閥争い。
いつの世も、『風流が目的の結社でも、大勢の人間が集まると、そこには人間くさい軋轢も生れるのだ』と言う1文につきるのですね。

この本を読んだ後、一茶の有名な句から、これまでとは違う音色を感じさせられるようにはなったのですが、物語として面白く読めたかといえばそうでもありまでんでした。藤沢周平さんの本って初めて読んだのですが、他の作品もこんな感じなんでしょうか?

"めでたさも 中くらいなり おらが春"

今年はこれくらいの幸せでいいので感じられたらいいなと思います。
中庸。中庸。中庸が1番。

一茶 (文春文庫)

藤沢 周平 / 文藝春秋


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by akarui-hizashi | 2012-01-04 23:56 |